旅したい!2年前の6月を思い出して。
2020年 06月 23日こんにちは!
新型コロナウィルスに翻弄される日々ですが、皆さまお変わりありませんか?医療従事者の皆様には心からのエールと感謝を申し上げます。
さてこのブログ、またまた1か月以上ご無沙汰していましたが、私は体脂肪率が上がったくらいで、元気にしています(笑)
お教室のレッスンは、相変わらずリモートで継続しています。そしてなんと、今週末は初めての動画レターを配信予定!
新しいチャレンジの連続で、あっという間に今年も半年が過ぎていると言う感じですね。
さて。
まずはこちらを。
🇩🇰fremmeのキットです。2年前の6月、デンマークから戻った後にステッチしました。
観たままの風景そのものだったから。
旅の思い出として、絶対刺したい!と気持ちが高まりました。
フレームは22年前に一目惚れしたものです。
その時は額縁ではなく木工作家さんの鏡としての1製品でしたが、これを窓に見立てて、刺繍作品を入れたいと思ったのです。
とはいえピッタリくる作品と出会いの無い日々が20年も続きました。飾り棚として使ったり「作品待ち」で奥に仕舞い込んでいたり、宝の持ち腐れです。
ですからこのキットとサイズがピッタリな事が分かった時は、歓喜でした!
眺めていると、コペンハーゲン の空気や風の記憶が蘇ります。
2年前の旅に戻ります。
この年の6月は、Haandarbejdets fremme 90周年記念展が期間延長で開催されていました。
コペンハーゲンから電車とバスを乗り継いで、降りた先は北海道みたいな景色。
ここから少し歩くと、黄色い建物が見えてきます。GREVE MUSEUM です。
この時の様子は、2018年6月29日にこのブログにアップしたので覚えていらっしゃる方もいますよね?
https://crossmaam.exblog.jp/29604465/
今回は展示会の画像を少し追加します。
Gerda Bengtssonのコーナー
興味深いのは、額装されているのが図案なことです。刺繍作品はパネル仕立てで額無しです。
図案は大切に保存されてきた原本だからなのでしょう。色鉛筆でグラフ用紙のような紙に描かれています。そうそう、刺繍展のカタログの表紙も。
さぁ、8年後の2028年は100周年!
その頃には以前の日常が戻って、「きっとまた行ける!」と信じています。その日を首を長くして待つことにしましょう。
デンマークに限らず、旅先の街や建物などのデザインは、記憶の上に刺繍をする行為が加わる事で、さらに記憶が強く残ります。皆さんも作品選びのひとつに是非「記憶の上書き」を加えてみてください。きっと新しい発見と楽しさを感じられることでしょう。
ではまた。
*Facebookページは現在休業中。Instagramは時々配信中です。
https://www.instagram.com/crossmaam1995