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おまたせしました!
今日は、昨日と同じサイドの作品たちを紹介していきます。
作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_11142688.jpg


・作品27『ENGENS BLOMSTER 』

Design:GERDA BENGTSSON

Stitcher:Mayumi T.

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デンマーク、フレメの作品を初めて制作しました。穏やかで温かみがある花糸は扱いが難しく感じましたが、デザインの凛とした草原の花を表現する事に気をつけて刺しました。

2022.4月〜10

Linen12目 フレメ花糸、32×73cm


☆フレメを代表する野の花デザインです。縦長のひとつひとつが横長に並んでいることから、なかなか仕上げが難しいのですが、綺麗にフレームに収まりましたね。




・作品28「お花のウェルカムトレー」

Design: Hélène Le Berre

Stitcher: Miyuki

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21123546.jpg
華やかなお花のモチーフを探した時に写真を見て一目惚れでした。制作中もいつも楽しく明るい気分で作る事が出来、後から付けた先生チョイスのレースのお花もシンデレラフィットで見る度に嬉しくなります。

20214月〜202210

Linen32ct. DMC、24x24cm


☆可愛らしいピンクは主にDMC#818、3716です。相性の良さそうなレースのお花を見つけたので、大小合わせて10個付けました。あまりにもピッタリ馴染んでいるので、画像で見つけられるかしら?




・作品29『鳥かごのメッセージボード』

Design:Véronique Enginger

Stitcher:Kaori A.

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21221584.jpg

あまり刺した事のないお花が、大好きなベロニクさんの図案で素敵なトレーになりました。

20217月〜20224

Linen10. DMC、23x22cm


☆「the お花」というような存在感のあるお花に対して、葉はほぼグレーで表現したヴェロニクさんならではの素敵なデザイン。ナチュラルカラーのトレーにぴったりです。



・作品30『Tin 缶』

薔薇(ピンク)

Stitcher: Miyuki O.

トワルドジュイシリーズ(2作品)・イニシャル

Stitcher: Shiho Y.

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21343996.jpg
☆ディスプレイ用途の展示作品です。どちらもSajou fr.のキット。このサイズは色々に使えるし、置いてあるだけで可愛いのでたくさん並べたいですね。


作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21325479.jpg


・作品31『デンマークの四季』

Design: Gerda Bengtsson

Stitcher: Shiho Y.

花糸の素朴さと計算された図案が、四季折々の楽しい季節感を表現していて製作中も沢山の発見があり、小さい作品ながら楽しみながら仕上げることができました。

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21371574.jpg

20225月〜10

Linen10目 フレメ花糸、@8x8cm


☆デンマークのクロスステッチFremmeを知る人が、いつかは刺したい四季の暮らし12か月コンプリート。丁寧な手作業で作られたクロスマァムの木のフレームが素朴なデザインに寄り添って、より優しい仕上がりです。




・作品32『CIRKUS』

Design:IDA WINCKLER

Stitcher: Masako T.

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21454804.jpg

一つ一つのモチーフを楽しんで刺しました。しばらく眠っていたのですが、この度トレーに仕上げる事ができてとても嬉しいです。

2014

Linen12 フレメ花糸、29×46


☆音楽が聞こえてきそうな楽しいデザインと明るいナチュラルカラーのトレーがぴったり。サーカス隊を囲む赤い枠が、フレーミングの際には難所になりやすいのですが、丁寧なアイロンと仕上げで大変綺麗に収まっています。




・作品33『オランダの12か月』

Design: Mies Bloch

Stitcher: Keiko Y.

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_21525181.jpg

オランダの季節の移り変わりを表現しているミースさんの世界を、1か月づつ楽しく刺繍出来ました。額装では、枠の縦ラインが曲がらないように仕上げに先生の手をお借りしてキリッとした作品に完成しました。

20224月〜6

Linen32ct. DMC、48.7x38.6


☆茶系の32カウントリネンは、布目が見え難いのですが、糸加減も良く美しい仕上がりです。この作品は上のラインから12個の枠へと進め、それから各月へと針を進めました。




・作品34「色見本帳」

Design :Kumiko Uchibori/

Dale Burdett(Teddy Friends)

Stitcher:Nobuko I.

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いつか完成させたいと思っていた先生の色見本。出来上がるとDMCの色の美しさを改めて知ることになりました。

2020年〜202211

Aida14ct DMC、90x48


☆糸番号順に並べた刺繍糸見本。これがあると、番号から色を直ぐに導くことができます。そして刺した時の色の感じも分かって便利です。20年近く前、ホビーショーのDMC社ブースのために私が提案させて頂き、展示したのがこの糸見本のはじまりでした。お教室ではそれぞれ好きな図案を加えて制作しており、今展示でのIさんのテディベアの側転はとても愛らしいです。




・作品35『Year Plate 1994-2013』

Design:Linda Coleman

Stitcher : Miki S.

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_22220980.jpg

カントリーの作品は、色糸を刺し終えてもまだはっきりと分からない図柄が、アウトラインを刺していくことで明確になり完成していく過程がとても楽しく感じ、時折制作したくなります。

20223月〜11

Evenweave25ct DMC、98×112cm(凹み部分含む)


☆バックステッチが全体に入るデザイン。それを20年分!とてもとても時間のかかる大作です。刺繍糸はいったい何カセ使用したのでしょう!全体の重さを測れば判明しますね。枠やハートのタイトルも工夫しました。



今日はここまで。

明日は中央のテーブルに展示した作品を見ていきましょう♪

作品展2022ギャラリーツアー(その4)_c0195603_22311889.jpg

By Kumiko Uchibori




# by crossmaam | 2022-12-26 11:10 | 2022作品展

昨日までの作品は、全体画面で観るとこんな感じです。
作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_20490618.jpg


作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_20553150.jpg
今日は上の画像の右側壁の作品を奥から観ていきましょう。


•作品16『Tomatoes 』

Design: DMC kit

Stitcher: Hiromi M.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_21113520.jpg

見ているだけで可愛いキュートなトマトたち。

我が家の食卓を明るく飾って、幸せな気分にさせてもらえそうです。

ところで、皆さん、「ビーフステーキ」と言うトマトの品種があるのをご存知でしたか?

20209月〜20223

Aida18ct.、DMC、30×40cm


☆ ダブルマットの素敵な額装、トマトの赤が映えますね。この作品は12年ほど前のDMC Kitだったかと思います。トマトがリアルに見えるのは、18カウントの細かさだけでなく、ステッチャーのテクニックによるものでもあります。




・作品17『Esprit patchwork』

Design:Véronique Enginger

Stitcher: Yasuko O.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_21211168.jpg

ステキな先生に憧れてフワフワと始めた刺繍ですが、いつのまにか大好きな最高の癒しになりました。針と糸をいつも隣に、楽しいワクワク刺繍ライフを目指します。

先生これからもよろしくお願いします。

20223月〜9月 

Linen32ct. DMC、20x23cm


☆色々なアルファベットタイプの中に刺繍道具や糸などが1×1で表現されています。かわいい色使いでありながらクラシカルな雰囲気のある素敵な作品になりました。Yasukoさん、こちらこそこれからもどうぞよろしくね。




•作品18『夏のワンピース(指ぬきのコレクション)』

Design:Véronique Enginger

Stitcher: Miki S.

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クロスマァムのオリジナルトレーが出来たので、トレーの色に合わせて爽やかな感じの物をと思い、こちらのデザインにしました。

色数は少ないですが、とても可愛らしく、作業の合間に見えると嬉しくなります。

20214

Evenweave25ct DMC、26×24.5cm


☆ヴェロニクさんの図案集からママにお洋服を縫ってもらう女の子。空きがある右上の空間は、同じ図案集から指ぬきをレイアウトしています。確かに見ているだけで嬉しくなるトレーですよね。



•作品19『Lesson8課題習作』

Design:Linda Coleman

Stitcher: Masako T.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_21451357.jpg
2022年1月
Aida16ct.DMC、15×15cm

☆この作品は、ディスプレイ用途として展示したレッスン課題作品です。お菓子の缶を利用して刺繍と仕立てまでのレッスンを行なっています。作者のTさんチョイスの布とボタンが、可愛さを増しています。


・作品20『ピンクッション&まち針キープ』Lesson12 習作

Design:Kumiko Uchibori

Stitcher: Keiko K.

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今年6月からレッスン参加。糸通しから悪戦苦闘。針の進め方もすぐに忘れてしまう始末。

それでも針を刺す時間は無心でここちよく、少しずつ完成していく図柄に楽しさを感じながら完成しました。

2022 6月〜9

Aida14ct. DMC、6、5×6、5cm・5×5cm


☆入会したばかりのKeikoさんでしたが、前向きにご参加いただき、頼もしい思いでした。

ハートのピンクッションは、クロスマァムのはじまりから続けている最初の課題作品です。お好きな2色をお選びいただくので、シンプルながら個性が出る作品です。




・作品21『La mercerie 手芸屋さん』

Design: Véronique Enginger

Stitcher: Motoko K.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_22094603.jpg

大好きなヴェロニクさんの図案の中でも色が綺麗なこちらの作品にしました。刺していてとても楽しかったです。

20227月〜10

Evenweave25ct DMC、18x20cm


☆クロスマァムオリジナルウッドBOXに可愛い手芸屋さんデザインを選びました。枠に合わせて図案を少し動かしたり、バランスを考えながらの作業でしたが、とても楽しそうにステッチされていた事が印象的でした。カセの刺繍糸は立体的なミニチュアを上から付けてみました。




•作品22『時計』

Design:Linda Coleman

Stitcher: Rieko T.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_22152581.jpg

課題のこの時計をリビングに飾る事が夢でしたので、時間がかかりましたが、楽しく刺せました。

20219月〜20224

Aida18ct. DMC、125x19cm


☆時計の枠はクロスマァムオリジナル。

Linda Coleman のデザインは、お教室を始めた当初に直接コンタクトを取り、レッスン利用の許可をいただきました。可愛い上に刺しやすく、針運びを覚えてもらうのにピッタリでした。時計は現在も継続している人気の課題作品です。




•作品23『 ディプロマ取得コース研究課題』

アメリカンキルトの伝統的な柄を使い、

配色による違いを研究した作品。

Quilt Design: Linda Coleman

Stitcher : Koko.I、Yoko.I、Sanae.W、Atsuko.A、Hiromi.M、Shiho.Y、Kiyono.M、Shuko.S、Miki.S

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Aida14ct, DMC刺繍糸

同じ図案ですが、9名それぞれの選んだ配色によって、全く違うイメージになりました。個性って、こういうことですよね。違うから面白いんです。クロスマァムでは個性豊かな講師資格を持つ生徒さんが9名誕生しています。




•作品24『水の色』(画像中央)

Design: Dorothee Kansai

Stitcher:Kiyono M.

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ネットで同じ物を刺している方の作品を見て

絶対に刺したいと探しました。必要な糸の本数や進行率や進行時間が管理されるアプリだったので、楽しく刺しました。

202112~20229

Evenweave25ct DMC、335×33.5cm


☆絶妙な色合いのブロックと影のような植物デザインがモダンな作品です。クロスマァムの定番より大きめサイズのトレーをオーダーされました。実際にトレーとして使っても、たくさん運べそうですね。

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・作品25『GOLDEN LILY』

Design: J.H.DEARLE/DMC kit

Stitcher: Mayumi T.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_22532139.jpg

DMCの名画シリーズキットで、元はフープに飾るデザインでした。トレイに合うよう、フープ部分を円状に目を考えて作りました。

曲線を作るのは大変でしたが、大変勉強になりました。

20215月〜2022.2

Aida18ct. DMC、22×22cm


☆作者のコメントにあるように、正方形の枠に気持ちよく収まるよう、円の縁取りを付け足しました。彼女にとって初めてとも言える作業でしたが、色々と工夫して素敵に完成できましたね。




・作品26『Flower a day collection PURPLE』

Design: Carolyn manning Designs

Stitcher: Kiyono M.

作品展2022ギャラリーツアー(その3)_c0195603_22502241.jpg

ネットサーフィンをしていた時にこのシリーズの他の作品を目にして沢山検索をして見つけた物です。細かなパーツが多いので、毎日1パーツと区切って楽しく刺しました。

20214~12

Aidq14ct. DMC、235×23.5cm


☆人気シリーズのお花モチーフ、クロスマァムトレーにぴったりサイズでした。画像では分かりにくいですが、チロリアンテープのような縁取りがこのデザインを引き締めているようです。



今日は壁の額作品とBOXやトレーと小作品、11作品を巡りました。
カテゴリとしては、手芸系〜モチーフ系〜お花です。明日もお花カテゴリの続きから一緒に周りましょう。


By Kumiko U.










# by crossmaam | 2022-12-25 07:30 | 2022作品展

引き続きB1の順路に紹介していきます。
昨日は、ごあいさつ〜ウェディング作品までを紹介しました。今日は流れのまま、楽器から旅のカテゴリへと進めてまいりましょう。


・作品5『The Orchestra』

Design:Perrette Samouiloff

Stitcher: Atsuko A.

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_15054402.jpg

音楽好きの娘夫婦の新築祝いにプレゼントしようと作成しました。

家の雰囲気に合わせて木調の額にしましたが

ピッタリ似合っていたのでとても気に入っています。楽しく作成する事ができました。

20218月〜202210

Linen28ct 、DMC、22×22cm


☆楽しいメロディが聞こえてきそうなですね。シンプルなようで、音符やボーダーのデザインが細かく難しい部分も上級テクニックで美しく仕上がりました。



・作品6『WORPSWEDER OKTETT』

Design:BAHMANN kit

Stitcher:Atsuko A.

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何年か前に刺繡店に展示されていたのを見て一目惚れ!もう一つの作品がオーケストラでこちらは八重奏。音楽繋がりで作成しました。

通常の2×2で刺すとかなり大きいので、1×1で頑張りました。

20228月〜11

Linen12B. Dansk Blomstergarn

33.4x4.65cm


☆期間中、多くの注目を浴びていた作品です。「このキットを持っている」「完成品を初めて見た」等、お客様からの声が沢山ありました。1cmに12目の✖️が並んでいるので、虫眼鏡で見てもらいたいほど繊細。でも額の仕上がり感を考えた時にはこれくらいのサイズが素敵です。



・作品7『世界旅行への扉』

Design: Véronique Enginger

Stitcher:Yukimi Y.

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この瞬間 一期一会の風景との出会い。風を感じ光につつまれる世界旅行❗️

いつか旅する日を願って❗️

20225月〜9

Linen28ct. DMC、14.5x17.5cm


☆バインダーとペン立ては、アトリエで仕上げたカルトナージュ。趣味の海外旅行を待ち望むYukimiさん、このバインダーに旅程が挟まれる日が早くきますように。



・作品8〜9『Paris紀行』

Design : Kumiko Uchibori / HOBBYRA HOBBYRE

Stitcher: KAZUMI U.

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_15393223.jpg

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たくさんパリのものが詰まっている図案で楽しく刺せました。パリに行ったことがないので、コロナが落ち着いたら行きたいなぁと、楽しいことをワクワク考えながら針を進めました。特に気球がお気に入りです。

内堀先生のキットは、かわいいデザインで色も好きで楽しく刺せました。

20221月〜10月 

ジャバクロス14ct、Ancker

10×43cm214x21cm


☆この作品は、私がデザインを担当させていただいた「HOBBYRA HOBBYRE」さんのキットです。もう7年半も前になります。担当の方には色々と気遣っていただいてお世話になった思い出深い作品です。今回2点を出展されたKazumiさん、フレームにもこだわって、オシャレに仕上げていただきました。




・作品10『toits de Paris(パリの屋根)』

Design:Anne Sohier-Fournel

Stitcher: Kumiko Uchibori

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何色ものブルーの組み合わせで表現されています。

2021

Linen32ct 、 DMC、26、5×17cm


☆ホテルの窓から見たような、Parisのブルーを感じられるデザインですよね。

この作品を眺めながら再訪を楽しみにしている私です。




•作品11『夜のパリ・エッフェル塔』

Design : DMC kit

Stitcher : Miyuki O.

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_15581103.jpg

前回の作品展の後に、シックな色合いの作品を作りたいと思い選びました。途中他の作品を作ったりしましたが、今回作品展に向けて仕上げました。満足できる作品になりました。

星とアウトラインは暗いと光ります。

202011月〜202211

Aidq14ct. DMC、20.5x26cm


☆会場の電気を消すと、ぼんやりと星が浮かんできました。何故なら蓄光タイプのDMC刺繍糸を使用しているから。フレームとマットはアトリエで決めてオンライン注文しましたが、とっても相性良く、夜のエッフェル塔が素敵に浮かび上がりました。




・作品12『星を見つめる少年』

Design:CLARA WEVER

Stitcher: Tomoe U.

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_16032601.jpg

私の身長を超えた2人の息子達。2人がX'masにサンタさんが来るのを楽しみにしていた幼かった頃を思い出しながら刺しました。

20223月〜8

Linen26ct 、DMC、24×20.5cm


☆リネン生地に全刺し作品、時間がかかるものですが、作りたい思いがいっぱいで、とても楽しそうに針を進めていらっしゃいました。

蝋燭のゆらぎが感じられるように、アトリエではキットの糸色を少し変更しました。




・作品13『Sydney Cove』

Design: Jun Skinner/Kumiko Uchibori

Stitcher: Sayuri N

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_16172653.jpg

子育てをスタートしたシドニー生活!

楽しかった想い出に浸りながら針を進めました。素直に成長した子供たち、支えてくれた主人に感謝の気持ちを込めた作品です。

20224月〜11

Evenweave25ct 、 DMC、43.7x32cm


☆全刺しの作品。こちらは空からスタートしました。奥行きが感じられる仕上がりですね。

元のデザインは子供2人の兄妹でしたが、Nさんの家族構成に合わせて私がデザインを追加修正しました。子供3人+ワンちゃんです。ご家族の思い出が刺繍作品になるなんて素敵ですね!



・作品14『アイススケート』

Design : Mies Bloch

Stitcher : Keiko Y.

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濃い色の布を扱うのは初めての挑戦で、織り目が見づらく苦労しましたが、夜のスケートリンクで人々が楽しんでいる様子が伝わってくる作品に大満足しています。

20226月〜8

Aida18ct. DMC 、31.3x48.4


☆ブルーの18カウントの生地は穴が見えにくくて夜は苦労されたようです。でもその甲斐があって、雪が浮かび上がり冬景色が映える出来上がりになりました。




・作品15『駅馬車』

Design:Mies Bloch

Stitcher: Miki S.

作品展2022ギャラリーツアー(その2)_c0195603_16455601.jpg

駅に向かっているのか、御者の急いでるような様子と、周りではしゃいでいる子ども達の様子が、どこか懐かしい印象を受ける可愛らしさのあるデザインで、とても気に入っています。

201810月〜20193

Linen32ct. DMC、325×45cm


☆子供の頃の絵本の挿絵のようなデザインとシックな色使いが素敵な作品です。細かいリネンにベタ刺しが多いデザインは意外と難しいのですが、美しい仕上がりでした。クロスマァムオリジナルのウッドフレームとの相性もバッチリです。


今日はここまで。

続きはまた明日♪


By Kumiko Uchibori








# by crossmaam | 2022-12-24 15:00 | 2022作品展

2022年11月29日〜12月4日に開催したクロスマァム作品展を振り返ります。

刺繍のアトリエクロスマァムは1995年9月スタートの刺繍教室。始めた当時は私は満35歳でした。28年目に入ったばかりの今年11月、定期作品展としては12回目の作品展を開催することができました。月並みな言葉に聞こえるかもしれませんが、やはりこれは生徒さん始め、手伝ってくださる人達や家族の協力無くしてはできません。回を重ねる度に感謝の気持ちが大きくなります。

展示が終了してから気づけば3週間近く経ってしまいましたので、忘れないうちに作品紹介と全体の振り返りを今日から連載していきます。どれくらいの分量になるか分かりませんが、観にいらした方も来れなかった方も是非最後までお付き合いくださいね。

*スマホの場合広告が紛らわしいので、PCでご覧になるかPC表示にされることをオススメします。

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では、会場外観写真から「その①」スタート!
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15283757.jpg
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15431958.jpg
この画像は搬入日28日の夜7時前に撮りました。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15432021.jpg

会場は恵比寿「弘重ギャラリー」1階とB1。
1階受付の奥にクリスマス作品と販売スペースを設置。自由に利用できるカフェも魅力的で、慣れてきた後半は私も結構利用しました。飲み物全て美味しいかったです。
入って左側の階段を降りるとB1の展示会場。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15490724.jpg
そうそう、ここは搬入時間が前日の午後2時から7時まで。1階とB1の両方の展示を時間内に終わらせるために、事前に額サイズを計算して展示位置を決めておきました。その作業は全体が頭に入っている私しかできないので、キリキリしながら考えましたけれど、やっておいて良かったです。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15552639.jpg
階段を降りるとちょうど可動壁のラインあたりで、右と左のお部屋の境目という位置です。
右側は、動物や虫などをモチーフにした作品たちからの並び。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15552704.jpg
左側は中央にハーダンガーやトレー、瓶などの小物を展示。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15552808.jpg
壁はウエディングからスタートしてParis+ブルー系の作品へと流れます。
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_15552806.jpg
右側の奥は私のラ・フォンテーヌや伝統的な椅子、名画など。

まずはざっくりと見渡すとこんな感じ。

では、展示を順路に沿ってひとつひとつ観ていきましょう。

・はじめに
作品展2022ギャラリーツアー(その1)_c0195603_16074151.jpg
『ごあいさつ』は、その時の自分の思いを展示前日に書いてパネルにしています。でも実は今までどんなことを書いたのか全然覚えていないんですよねぇ。


ご挨拶の次から個々の作品です。
タイトルとデザイナー名、またはキット等の表示、ステッチャー名を表示しています。ここでは画像の下に本人コメントと作品詳細を記載しました。☆マークからは、私からのひとこと。

それではゆっくりとご鑑賞ください。


・作品1『Love Tree』
Design : Kim Anderson/Bothy Threds kit
Stitcher :Tomoe U.
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デザインと色合いに一目惚れして購入しました。課題の合間にのんびり刺しました。色が増えていくのが刺していてとても楽しい作品でした。
2021年5月〜9月
14ct Aida、Madeira 、28×21cm

☆中央の木はシルバーの糸。なかなか手強い扱いなのですが、キラキラ美しく刺せましたね。


・作品2『The Wedding 』
Design : Lavender and Lace
Stitcher: Sachi H.
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娘のリクエストで結婚式のウエルカムボードとして作りました。ふたりの幸せを願う気持ちと寂しさがいっぱい詰まった作品です。 
2021年12月〜2022年2月
Linen32ct. 、DMC、36×48cm

☆この作品は文字と上部のラインにDMC社の創業270年記念の24金刺繍糸を2カセ贅沢に使用しています。母の思いが込められた素敵な作品に魅了されました。

・作品3『Wedding Ceremony 』
Design:Véronique Enginger
Stitcher:Kumiko S.
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結婚をする娘のリクエストで作成した可愛いウエディングケーキのウエルカムードです。

「二人がいつまでも幸せでありますように!」という気持ちを込めてステッチしました。

20225月〜9

Linen28ct. DMC、24.5×165cm


☆画像では分かりにくいのですが、ケーキや花束のところどころにスワロフスキーの輝きが。ケーキとガーランド、Welcomeの文字等々、試行錯誤しながらレイアウトした思いのこもった作品です。


・作品4『The Wedding』

Design:Perrette Samouiloff

Layout Design:Kumiko Uchibori

Stitcher: Sayuri N.

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結婚する娘夫婦への贈り物です。

娘の成長過程を思い出しながら、2人のこれからの幸せを願い、ひと針ひと針、気持ちを込めて刺しました。

20229月〜10

Linen28ct. DMC、30.6x21.9cm


☆サモイロフさんの二種類のウェディングデザインから、花嫁の希望に合わせて新たにレイアウトした作品です。新居の家具に合わせた木のフレームでS.Nさんのように温かみのある優しい作品になりました。

今回はここまで。次回はきっと明日かも?

By Kumiko Uchibori 


# by crossmaam | 2022-12-23 14:56 | 2022作品展

作品展が終わって

作品展が終わって…一気に解放されたお楽しみウィーク。片付けもまだ全部終わっていませんが、あちこちお出かけしています。

そんなわけで、作品展レポートは来週から少しずつブログに記録していきます。
最近の出来事はHPのNEWSに投稿していますので、(刺繍と関係ないことも多いけど)良かったら読んでみてくださいね。


インスタも、ちょこちょこ投稿やストーリーを更新しています(少しは慣れてきたかも)。
集合写真は搬出時に。全員集合とはいきませんでしたが、前回は集まれなかったので感慨深いです。次回はマスクなしで集合できたらいいのだけれど…。
喉が渇いたらカフェでコーヒーを飲んだりして、リラックスできる使いやすいギャラリーでした。
作品展が終わって_c0195603_01095906.jpg


# by crossmaam | 2022-12-09 01:02 | 2022作品展